LinuxでAppImageが起動しないときの対応

この記事は公開から4年以上経過しています。

Linuxで実行権限のあるAppImage形式のファイルをダブルクリック(実行)しても何故か起動できない場合がありますが、起動できない理由の一つとして /tmpにファイルの実行権限が与えられていない が考えられます。

2020.11.29
本記事以外の解決策をこちらのエントリに記載しました。

sudo mount -o remount,exec /tmp

で/tmpにファイルの実行権限を付与することにより実行できる場合もありますが、安易に/tmpにファイルの実行権限を与えてしまうことは自らセキュリティレベルを下げてしまうことになり兼ねないですので、例えば

TMPDIR="${HOME}/.cache/XXXX" XXXX.AppImage

※XXXXは、実行したいアプリケーション名

のような起動スクリプトを書いて環境変数TMPDIRに実行可能ディレクトリを指定して利用するといった方法をオススメします(TMPDIRに指定するディレクトリは所有者にrwx権限があれば任意)。

ちなみ私の場合はbitwardenやUnityHubなどが、この方法で起動/利用できるようになりました。

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