Linux PCでブルーライトを低減したい

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Windows10には「夜間モード」と呼ばれるブルーライト低減機能が標準搭載されていますが、Linuxで同様のことを行いたい場合には、色温度調整ツール「Redshift」が利用できます。

2020.8.19時点で対応しているウィンドウシステムはX.Orgのみです(Waylandは非対応)。

インストール

ディストリビューションによってコマンドやパッケージ構成は異なりますが、archlinux/Fedora/Debianでは、以下のコマンドにより公式リポジトリから導入が可能です。

archlinux
sudo pacman -S redshift
Fedora
sudo dnf install redshift redshift-gtk
Debian
sudo apt install redshift redshift-gtk

使い方

特に初期設定等を行わなくても、そのまま起動するだけで位置情報に応じた日の出/日の入り情報によって機能のオン/オフが自動的に調整されますが、デザインや写真を扱うときなど、モニタの色調が変わると困るような場合のために手動で一時的に機能を停止することも可能です(細かい設定については設定ファイルで行い、systemdサービスとして自動起動設定も可能)。

以下はarchlinux+LXDEの例ですが、タスクトレイアイコンとして常駐させてメニューから状態を切り替えることも可能です(デスクトップマネージャの種類やソフトウェア環境や設定等に依存します)。

file

機能や設定の詳細等についてはRedshiftの公式サイト、またはarchlinuxのredshiftページをご参照ください。

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