Linuxでショートカット起動時に環境変数を指定する方法

この記事は公開から4年以上経過しています。

Linuxデスクトップ環境(freedesktop)のショートカットファイル起動時に、環境変数を指定するための作業メモ。

過去の記事では起動用のシェルスクリプトを用意しましたが、今回はアプリケーションメニューやデスクトップショートカットからアプリケーションを起動する際に直接環境変数を変更して起動する方法となります。
ここでは、過去の記事で紹介したbitwardenを例に説明します。


作業手順:

  1. デスクトップショートカットファイルをテキストエディタで開く

    起動時に環境変数を設定したいアプリケーションのショートカットファイルをテキストエディタで開く。

    file

    ディストリビューションにもよりますが、archlinuxの場合は

    ~/.local/share/applications
    
    /usr/share/applications

    に存在する*.desktopというファイル名がショートカットファイルとなっています。

  1. デスクトップショートカットファイルを編集する。

    デスクトップショートカットファイルXXXX.desktop[Desktop Entry]セッション内のExecキー値に、アプリケーション起動前に環境変数を設定するenvコマンドを追記する。

    file

    Execキーの登録内容は以下のような構成となります。

    Exec=env 環境変数名=環境変数値 実行ファイルパス


以上です。

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