Visual Studioで出力先フォルダーにNuGetのxmlやpdbファイルを出力しない方法(xxproj編)

2020/9/2 2022/1/2 C#, VB.NET, Windows, プログラミング

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Visual Studio開発環境でNuGetライブラリを利用しているとRelaseビルド時にも出力先フォルダーにNuGetライブラリのxmlやpdbファイルが出力されてしまう場合があります。

このような場合によく用いられる解決策として「ビルドイベントとdeleteコマンドで削除」のような手段がありますが、ビルドイベントを使わずにプロジェクトファイル*.csproj/*.vbprojにAllowedReferenceRelatedFileExtensionsを追加するだけで回避可能です。

設定方法

以下のXML要素をビルド構成のPropertyGroup内に追加後、プロジェクトをリロードします。

<AllowedReferenceRelatedFileExtensions>
  *.xml;
  *.pdb
</AllowedReferenceRelatedFileExtensions>

C#

*.csproj

VB.NET

*.vbproj

おまけ

自プロジェクトのxmlとpdbを出力したくない場合の設定方法は以下のとおりです。

C#

プロジェクト→XXXのプロパティからXMLドキュメントファイルのチェックをオフ。
→詳細設定のデバッグ情報をなしに設定。

VB.NET

プロジェクト→XXXのプロパティからXMLドキュメントファイルを生成するのチェックをオフ。
→詳細コンパイルオプションのデバッグ情報の生成をnoneに設定。

以上です。