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LinuxのターミナルからYAMAHA RTX1210のコンソールにログインしたときに日本語が文字化けしてしまった場合の対応についての備忘録。
設定を誤るとネットワークに接続できなくなったり、シリアルケーブル以外でルーター設定を変更できなくなるなど、最悪設定の初期化が必要になる場合もあります。設定を変更する前には必ずコンフィグを保存&バックアップして作業を行ってください。
問題
ターミナルの文字コード設定がUTF8で、ルーターのコンソールの文字コードがSJIS(初期値)の場合、コンソールの日本語メッセージが以下のように�
に文字化けして読めなくなってしまう。
対応
ファームウェアバージョンがRev.14.01
以降の場合はUTF8に対応しているため、以下のコマンドでコンソールの言語設定をUTF8へ変更する。
> console character code ja.utf8
上記コマンドの実行後は下図のように日本語が文字化けせずに表示される。
但し、ファームウェアバージョンが上記未満の場合はルーター側がUTF8に対応していないため、ascii
でメッセージを英語にするかターミナルの言語設定をルーター側の文字コードに合わせるなどの対応が必要。
参考ウェブサイトなど
- ヤマハルーターシリーズコマンドリファレンス
4.19 コンソールの言語とコードの設定
以上です。