EdgeRouter™X(EdgeOS)のユーザーをCLIから追加する方法

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Ubiquiti Networks社のEdgeRouter™X(EdgeOS)で、CLIから管理者ユーザーを追加して初期管理者ユーザーを削除する方法。

設定を誤るとネットワークに接続できなくなり、最悪設定の初期化が必要になる場合もあります。設定を変更する前には必ずコンフィグを保存&バックアップして作業を行ってください。

CISCOやYAMAHA製品なども同様ですが、GUIとCLIの設定を併用すると整合性がとれなくなることがありますので、CLI設定に対応した機器ではCLIのみを用いて設定することをオススメします(テキストベースのコンフィグはGitで管理すると変更管理が容易です)。

対応

  1. ssh等でコンソールに接続して初期ユーザーubnt/初期パスワードubntでルーターにログイン
  2. configureコマンドでコンフィグモードに移行
  3. 以下のコマンドでユーザーとパスワードの追加を行い、ユーザーのレベルを管理者に設定
    # set system login user ユーザー名 authentication plaintext-password パスワード
    # set system login user ユーザー名 level admin
  4. commit ; saveコマンドで設定を反映&保存
  5. exitコマンドで一旦sshを終了
  6. 再度コンソールに接続して先程追加したユーザー名とパスワードでログイン
  7. configureコマンドでコンフィグモードへ移行
  8. 以下のコマンドで初期ユーザーubntを削除
    # delete system login user ubnt
  9. commit ; saveコマンドで設定を反映&保存

コマンドではパスワードをクリアテキストで入力していますが、コンフィグ上はしっかり暗号化して保存されます。

ちなみに、ログイン情報はコンフィグモードからshow system loginコマンドで確認できます。

参考ウェブサイトなど

以上です。

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