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エクスプローラにネットワークドライブを割り当てているなどネットワーク共有へのアクセスがある状態でエクスプローラで右クリックしてポップアップメニューを表示しようとすると、一時的に応答がなくなってしまう現象を解決できる“かもしれない”解決策。
本対応ではコンテキストメニューやシェルフォルダを拡張するサードパーティ製のシェル拡張プログラムに起因する問題は解決できませんが、TortoiseGit/TortoiseSvnを利用している場合には、こちらのエントリ「Windows10のエクスプローラ右クリックが遅いときの解決策(その2)」が、お役に立つかもしれません。
レジストリ設定の変更を誤るとシステムが起動しなくなる場合があります。設定を変更する前に、最低限システムの復元による復元チェックポイントの作成や重要なファイル等のバックアップを行って下さい(At Your Own Risk)。
対応
以下の手順でレジストリキーを追加(編集)します。
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任意のカレントディレクトリで管理者権限のコマンドプロンプトを開く
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コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行して、編集前のレジストリ設定をバックアップする
> reg save HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters workstation_settings_backup.hiv
成功するとこの操作を正しく終了しました。
と表示される
- Windowsのメモ帳等で以下の内容でテストファイルを作成する
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters]
"DirectoryCacheLifetime"=dword:00000000
"FileInfoCacheLifetime"=dword:00000000
"FileNotFoundCacheLifetime"=dword:00000000
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手順3のテキストファイルを、手順1のカレントディレクトリにファイル名
update_workstation_settings.reg
として保存する -
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行して手順4で保存したレジストリスクリプトを書き込む
> reg import update_workstation_settings.reg
成功するとこの操作を正しく終了しました。
と表示される
以上で設定は終了です。Windowsを再起動しても設定の効果が感じられなかったなど設定を元に戻したい場合は、管理者権限のコマンドプロンプトで
> reg restore HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters workstation_settings_backup.hiv
を実行して、手順2のバックアップファイルからレジストリを復元します。
reg restore
コマンドによる復元は手順2のバックアップ時点の状態へ復元するものですので、設定直後に戻す用途以外では絶対に利用しないでください。システムが更新した新しい設定が古い設定で上書きされてしまう恐れがあります。
参考ウェブサイトなど
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Microsoft Docs
ファイル サーバーのパフォーマンス チューニング -
Microsoft Docs
reg コマンド
以上です。