この記事は公開から4年以上経過しています。
LinuxのPulseAudio+ALSA環境で、PulseAudio音量調節のボリュームを最大(100%)にしても本来のオーディオ音量より音量が小さいときの対応。
今回は私のサブマシンのDebianでの対応ですが、その他のLinuxディストリビューションでも同様です。
この操作を行うと急に大音量が再生されて驚いたり、お使いのアンプやスピーカー、ヘッドホン等のオーディオ機器にダメージを与える可能性があります。接続機器の選定やボリュームの設定に十分注意して作業してください。
対応手順
-
音量調節の効果を確認するための音声や動画を再生する。
-
ターミナルから
alsamixer
を起動する。
alsamixerがインストールされていない場合はalsa-utils
を適宜インストール。debian
$ sudo apt install alsa-utils
archlinux
$ sudo pacman -S alsa-utils
-
alsamixerが起動すると以下のような画面が表示されるので、
F6
を押下してサウンドカード選択画面を開き、音量が小さいと感じるサウンドカードデバイスを選択する。
-
以下のように選択したサウンドカードの
PCM
の音量が100%になっていない場合は、徐々に音量を上げて音量が上昇することを確認する。
-
任意の音量に設定できたら、
ESC
押下でalsamixerを終了する。
以上です。