Linux(PulseAudio+ALSA)で音が小さいときの対応

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LinuxのPulseAudio+ALSA環境で、PulseAudio音量調節のボリュームを最大(100%)にしても本来のオーディオ音量より音量が小さいときの対応。
今回は私のサブマシンのDebianでの対応ですが、その他のLinuxディストリビューションでも同様です。

この操作を行うと急に大音量が再生されて驚いたり、お使いのアンプやスピーカー、ヘッドホン等のオーディオ機器にダメージを与える可能性があります。接続機器の選定やボリュームの設定に十分注意して作業してください。

対応手順

  1. 音量調節の効果を確認するための音声や動画を再生する。

  2. ターミナルからalsamixerを起動する。
    alsamixerがインストールされていない場合はalsa-utilsを適宜インストール。

    debian

    $ sudo apt install alsa-utils

    archlinux

    $ sudo pacman -S alsa-utils
  3. alsamixerが起動すると以下のような画面が表示されるので、F6を押下してサウンドカード選択画面を開き、音量が小さいと感じるサウンドカードデバイスを選択する。
    file

    file

  4. 以下のように選択したサウンドカードのPCMの音量が100%になっていない場合は、徐々に音量を上げて音量が上昇することを確認する。
    file

  5. 任意の音量に設定できたら、ESC押下でalsamixerを終了する。

以上です。

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