Linuxでサスペンド(スタンバイ)から復帰するとネットワークへ接続できなくなる問題への対応

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ネットワークマネージャーにWicdを利用しているSystemd系Linux環境でパソコンをサスペンドからレジューム(復帰)すると、時々ネットワークに接続できなくなる現象が発生したため、その対応についての備忘録。


対応

サスペンド(スタンバイ)/レジューム時に、Wicdの中断/再開処理を行う。

  1. 以下内容でスリープフック用のユニットファイル/etc/systemd/system/wicd-sleep.serviceを作成する(archilinux wikiからの転載)。

    [Unit]
    Description=Wicd sleep hook
    Before=sleep.target
    StopWhenUnneeded=yes
    
    [Service]
    Type=oneshot
    RemainAfterExit=yes
    ExecStart=-/usr/share/wicd/daemon/suspend.py
    ExecStop=-/usr/share/wicd/daemon/autoconnect.py
    
    [Install]
    WantedBy=sleep.target
  2. サービスを自動起動登録する。

sudo systemctl enable wicd-sleep.service


参考ウェブサイトなど

archlinux wiki
Power management

以上です。

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