VSCodeのGitLensからのプッシュで認証に失敗するときの対応

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GitHubアカウントで2段階認証を利用しているとき、VSCodeやコンソールからgit pushすると認証が失敗してプッシュできないときの対応。

2021.6.18追記:
GitHubの個人用認証トークン方式が変更され、トークンの再生成が必要になりました。
詳細はGitHubのアナウンスをご参照ください。

2021.11.20追記:
本エントリはプッシュ時に認証プロンプトが開かずNo anonymous write access/Authentication failed for xxxエラーが発生するVSCodeの問題ではありません。

対応

GitHubで個人用アクセストークンを作成し、それを認証パスワードとして利用する。

手順

  1. ブラウザからGitHubにログインする。
  2. 画面右上の自分のアイコンをクリックし、プルダウンメニューを表示する。
  3. メニューからSettingsを選択する。
  4. Settings画面でDeveloper settingsタブを選択する。
  5. Developer SettingsタブでPersonal access tokensタブを選択する。
  6. Persional accesstokensタブでGenerate new tokenボタンを押下する。
  7. Note欄に自分で分かりやすい任意のトークン名、例えばgit_repoと入力する。
  8. すぐ下にあるSelect scopesrepoにチェックを入れる(他の項目は全て未選択)。

file

  1. 画面の一番下にあるGenerate tokenボタンを押下する。
    4db486ccff797db1cc84f25a38a94f3bd74d0871のようなトークンが表示されるので、これをパスワード管理ツールなどにメモしておく。
    ※トークンはこの時点でしか表示されないため取り扱いに注意。

  2. 今後リポジトリを操作する場合は、上記のトークンをパスワードの代わりに入力する。

トークンに付与する権限(スコープ)は、用途に合わせて適宜設定を変更してください。
ただし、闇雲に権限を与えると2段階認証のセキュリティが損なわれるため用途を考慮した必要最低限とすることをオススメします。

参考ウェブサイトなど

GitHub Docs
個人アクセストークンを使用する

以上です。

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