さくらのレンタルサーバにMySQL Workbenchで接続する方法

この記事は公開から3年以上経過しています。

セキュリティ対策によって外部からMySQLサーバーへ接続できないさくらのレンタルサーバ(スタンダードプラン)で、外部からMySQL Workbenchで接続する方法。

2021.9.14
手順4の記載を修正しました。

※本記事はarchlinux環境で作業手順を説明しています。

対応手順

  1. レンタルサーバコントロールパネルからサーバ情報で以下の画面を開き、サーバーのIPアドレスをメモする(本例はIPv4接続)。

    file

  2. レンタルサーバコントロールパネルからWebサイト/データデータベースで以下の画面を開き、データベースサーバーの()内のデータベースホスト名をメモする。

    file

  3. MySQL Workbenchを起動して新規接続の設定画面を開き、以下の赤枠赤字の部分の設定を行う。

    file

  4. Test Connectionを押下して、接続できることを確認する。

手順4で接続できることが確認できたら、後はMySQL Workbenchのホーム画面に戻り手順3で作成した接続をクリックすれば、さくらのレンタルサーバのMySQLサーバーに接続できます。

番外編

SSH経由の接続に対応していないDBクライアントなどから接続する際の手順。

  1. ローカルコンピューターでターミナルを開き以下のコマンドでポートフォワーディングを行う(linux/windows10どちらも同じコマンドで接続できます)。

    ssh サーバーのユーザー名@手順1のIPアドレス -L 13306:手順2のホスト名:3306
  2. パスワード入力を求められたらサーバーのパスワードを入力する。

    sshログインできると以下のようなログインメッセージが表示されてユーザープロンプト表示になる。

    Last login: Sun Jan 10 08:34:34 2021 from 接続元ホスト名
    FreeBSD 9.1-RELEASE-p24 (SAKURA**) #0: Thu Feb  5 10:03:29 JST 2015
    
    Welcome to FreeBSD!
    
    %
  3. DBクライアントの接続先のホスト(IP)をlocalhost(127.0.0.1)、接続先ポート番号を13306として接続を行う。

※ローカルコンピューターのポート13306が他のサービスで使用中の場合は、手順1,3のポート番号を任意の番号に変更する。

参考ウェブサイトなど

以上です。

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