サスペンドからレジュームしたLinuxがブラックスクリーンになったときの対応

この記事は公開から3年以上経過しています。

Linuxでサスペンドからのレジューム後にブラックスクリーン(GUIログイン画面が表示されない)とき、強制電源オフやリセットを行わずにXサーバーやディスプレイマネージャー、システムの再起動を試みる方法。

本対応はXセッションで開いているプログラムが全て強制終了されることにより、未保存の作業内容が失われる可能性があるため注意が必要です。

NVIDIAドライバを利用している場合はLinuxのNVIDIAドライバでサスペンドからの復帰後に画面がブラックアウトしたときの対応が役立つかもしれません。


方法1

  1. Ctrl+Alt+BackSpaceでXサーバーを再起動する。
    (予め当該ショートカットキーを許可してある必要があります)

方法2

  1. Ctrl+Alt+Fxで仮想コンソールにログインする。
    (仮想コンソールの番号xは1〜7で、お使いのLinux等により異なります)
  2. 以下のコマンドを実行してディスプレイマネージャーを再起動する。

    sudo systemctl restart display-manager

方法3

  1. Ctrl+Alt+Fxで仮想コンソールにログインする(方法2と同様)。
  2. 以下のコマンドでシステムを再起動する。

    sudo systemctl reboot


ちなみに、Linuxが完全にフリーズしているなど上記対応が実施できない場合は「Linuxがフリーズしたとき、なるべく安全に再起動させる方法」も参考にしてみてください。


以上です。

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