macOSでVSCodeのポータブルモードが起動しないときの対応

この記事は公開から3年以上経過しています。

macOS(OS X 10.5 Leopard以降)でVSCodeのポータブルモードが起動しないときの対応。

問題

macOSで HFS(Mac OSフォーマット) や HFS+(Mac OS拡張フォーマット)、APFS(Apple File System) のディスクにVisual Studio Code.appを配置すると、code-portable-dataフォルダを作成しても、VSCodeをポータブルモードで起動できない。

原因

macOS(OS X 10.5 Leopard以降)のGatekeeper機能により、VSCodeが検疫ファイルとして扱われる。

対応

ターミナルで以下のコマンドを実行してVSCodeアプリケーションから検疫フラグを削除する。

xattr -dr com.apple.quarantine "/path/to/Visual Studio Code.app"

コマンドラインパラメーターは-dが拡張属性com.apple.quarantineの削除、-rが再帰的処理の指定です。

参考ウェブサイトなど

• Visual Studio Code Docs
  Portable Mode

以上です。