WindowsでTensorflowインストール時にOSError(WinError)が出るときの解決策

この記事は公開から1年以上経過しています。

Windows 10(以降)にpipでtensoflowをインストールしようとしたとき、

ERROR: Could not install packages due to an OSError: [WinError 3]

ERROR: Could not install packages due to an OSError: [WinError 2]

のようなエラーが発生したときの解決策。


原因

インストール時にパスの長さが最大パス長260文字を超過した。


対応

260文字以上のパスを扱えるように設定する。

手順

プロジェクトディレクトリの配置見直しでエラーを回避できる場合は設定しないという選択も可能ですが、バックアップの問題もあるため個人的にはこの設定を有効にしておくことをお勧めします。
詳しくは過去のエントリ「Windows10のファイル履歴は長いファイル名のファイルをバックアップしない」をご参照ください。

  1. ファイル名を指定して実行からコマンドgpedit.mscを実行する。

  2. ローカルグループポリシーエディタが起動したら画面左のツリーから
    コンピュータの構成管理用テンプレートシステムファイル システム
    を選択する。

    file

  3. Win32 の長いパスを有効にするをダブルクリックして有効(E)を選択してOKで設定を確定する。

    file

設定後に再度pip install tensorflowを実行すると無事インストールできると思います。


以上です。

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