Windows 11(WSL2)上のUbuntuでPythonを使ったsam localによるAWS lambda開発を行っていたところ、VSCodeのAWS boto3
拡張による補完が機能しなかったので、そのときの解決策についての備忘録。
AWS Boto3拡張がRemote Developmentに対応したようで、現在は本記事の問題は発生しないかもしれません。
問題
VSCodeのRemote Development
拡張を使ってWSL2上のUbuntuにlamda開発プロジェクトを開くとAWS boto3
拡張のAWS boto3:Quick Start
コマンドが動作せず、入力補完が有効化できない。
原因
AWS boto3
拡張がVSCodeのリモート開発に対応していない?
対応
AWS boto3
拡張のAWS boto3:Quick Start
コマンドを利用せず、WSL2上のUbuntuのシェルで直接boto3-stubs
パッケージのインストールを行う。
pip install 'boto3-stubs[essential]'
※essential
ではec2,s3,rds,lambda,sqs,dynamo,cloudformation
がインストールされます。詳しくは参考ウェブサイトのドキュメントをご参照ください。
VSCodeをリロード(再起動)すると、以下のようにコード補完が有効になっていると思います。
参考ウェブサイトなど
-
Visual Studio Marketplace
microsoft : Remote Development -
Visual Studio Marketplace
Boto3.typed : AWS Boto3 -
PyPI
Vlad Emelianov : boto3-stubs -
youtype.github.io
boto3-stubs documentation
以上です。