WSL2上のPython AWS lambda開発でコード補完を有効にする方法

Windows 11(WSL2)上のUbuntuでPythonを使ったsam localによるAWS lambda開発を行っていたところ、VSCodeのAWS boto3拡張による補完が機能しなかったので、そのときの解決策についての備忘録。

2024.9.29追記:
AWS Boto3拡張がRemote Developmentに対応したようで、現在は本記事の問題は発生しないかもしれません。


問題

VSCodeのRemote Development拡張を使ってWSL2上のUbuntuにlamda開発プロジェクトを開くとAWS boto3拡張のAWS boto3:Quick Startコマンドが動作せず、入力補完が有効化できない。


原因

AWS boto3拡張がVSCodeのリモート開発に対応していない?


対応

AWS boto3拡張のAWS boto3:Quick Startコマンドを利用せず、WSL2上のUbuntuのシェルで直接boto3-stubsパッケージのインストールを行う。

pip install 'boto3-stubs[essential]'

essentialではec2,s3,rds,lambda,sqs,dynamo,cloudformationがインストールされます。詳しくは参考ウェブサイトのドキュメントをご参照ください。

VSCodeをリロード(再起動)すると、以下のようにコード補完が有効になっていると思います。

file


参考ウェブサイトなど

以上です。

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