NVIDIAドライバ環境のLinuxでサスペンドから復帰したときにディスプレイがブラックアウトするときの対応

NVIDIA(RTX3060)を利用しているLinux(ubuntu)がサスペンドからレジュームすると、画面がブラックアウトで操作できない状態(sshログインは可能)となる症状が頻発するので、そのときの対応についての備忘録。

一度解消したように見えてもカーネルやドライバのアップデートで再発する場合があります。


手順

現在ブラックアウト状態でない場合は、手順1,2はスキップして手順3,4のみ対応します。

  1. 他の端末からSSHでログインする。
    Android端末からSSHログインする場合はConnectBotなどが便利です。

  2. Xサーバーを再起動する。

    sudo pkill X

    以下のコマンドでXではなくディスプレイマネージャーを再起動する方法もあります。
    (GDM3だとループすることがあるため私はXを再起動しています。)

    sudo systemctl restart display-manager
  3. NVIDIAのサスペンド/レジューム関連サービスを停止して症状が発生しないか暫く様子を見る。

    sudo systemctl stop nvidia-suspend.service
    sudo systemctl stop nvidia-hibernate.service
    sudo systemctl stop nvidia-resume.service
  4. 手順3のサービス停止で症状が発生しないようになる場合はNVIDIAのサスペンド/レジューム関連サービスを無効化する。

    sudo systemctl disable nvidia-suspend.service
    sudo systemctl disable nvidia-hibernate.service
    sudo systemctl disable nvidia-resume.service


以上です。

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